コロナ禍のために、海外留学とキャンパスでの学びの機会が大幅に減ってしまったキリロム工科大学が、新しい時代の大学の戦略として「旅する大学」というコンセプトを打ち出しました。世界中にピアラーニングの拠点となるキャンパス、「ピアラーニングハブ」を設置する構想について論じます。
さらに話は発展し、キリロム工科大学の経営モデル、いわば「キリロムモデル」の世界展開の重要性、また産・官が大学を一体的に運営するモデルの必要性が言及されます。
国や経済の発展のためには人材の育成・供給が欠かせません。このような文脈の中、果たしてキリロム工科大学はこれからの時代をリードする大学になれるのか、目が離せないセッションです。